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犬も歩けば
おはようございます!
最近よく散歩をします。
日中に時間をとるのは難しいので夜遅くになってしまいますが、そこは仕方ないですね。
せっかくなら陽の光を浴びながらの散歩がおすすめです。
が、、、個人的には肌寒いくらいが歩いてて気持ちいいです。
散歩をしているとたまに人とすれ違います。
夜中の散歩なのでごくたまにですけど。
ほとんどはジョギングやウォーキング中の方かな〜という感じですが、先日ばったり知り合いのかたと遭遇。
以前にお灸教室をやった時の参加者さんでした。
聞くと、飼っている犬が認知症になってから昼でも夜でも遠吠えのように鳴くらしく、それをなだめるために朝昼夜と日に3度は散歩をしているとのこと。
散歩をすると疲れるのか満足するのか、帰るとすぐに寝てしまうようです。
私には経験がないのでわかりませんが、手が離せないようでなかなか大変そうでした。
鍼灸院にはテレワークで疲れ果てて来られる方が多いですが、その方はテレワークで助かったとおっしゃっていました。
そういうこともありますよね。
何事も両面あると。
で、なんと、日中にお灸もやってあげていると!
けっこう研究されたようで、効果もバッチリ。
お灸をやった後は、うとうと寝てくれるようで仕事に集中できるんだとか。
人でも犬でも、認知症では生活時間が一変してしまうことがあります。
ご本人もご家族も。
生活リズムを作るために日中はなるべく起きているように家族が見守ることもあります。
そう指導されることもありますから。
しかし、時に日中我慢して起きているのがご本人のイライラにつながってしまったり、結局は夕方に寝てしまい夜中に起きるということになったり。
ご家族が見守るにしても、今度はご家族の生活がままならなくなってしまったり。
人間の一人暮らしでは火の始末という部分が心配ですが、そこがクリアできればお灸を上手く使うことでケアの幅が広がるかもしれませんね。
お話を聞いていて、散歩も日に3度となるとなかなか大変そうだと思いましたが、ご本人はそれも楽しんでいるご様子。
家族ですもんね。
肌寒い夜中の公園であたたかさを感じるひとときでした。
鍼灸なかむら