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2018 / 04 / 29  22:17

視点

うちの鍼灸院はご紹介の方が多いのもあって、けっこう遠方からのご来院も多いです。

すると、自然にいろんな場所の話を聞きます。

 

私が行ったことがある土地であっても、他の方から聞くとまた違う視点なんですよね。

全く違うイメージだったりします。

感動したところとか、見どころなんかも違う。

これがけっこう面白い。

 

施術もいろんな視点があります。

 

みること、感じることが違えばやることも変わります。

心身が全く同じ状態ということは一時もなく、同じようなことはあっても同じではありません

施術もそういうものです。

2018 / 04 / 21  22:43

はりと張りと鍼

休養。

 

休日が「ゴロゴロ」「寝溜め」になっていたりしませんか?

 

私もそんな時がありますけど(笑)

でも、それだけでは心身は休まらない、というか休みすぎて逆に休まらない。

 

「人生にはりがある」なんて言い方がありますけど、心も身体も適度な張りが必要です。

休むことと養うことが両方揃って休養です。

 

少ない休日でも趣味のことであれこれやっていた時の方が調子が良かったな。。。

そんなふうに感じておられる方もおられると思います。

 

仕事とか家事とかとは違うことで動く。

それが休みと養うことを両立させていたということですね。

まぁ、調子が良いからあれこれ出来るというように逆に捉えることもできますが、それだけではないんです。

 

脳の仕組みや身体の仕組みはまだまだ解明されていないことが沢山あります。

というか、解明されてないことの方が多いです。

人間とか生命のことは未知の領域が圧倒的です。

本やネットから仕入れた知識よりも、自分の感覚の方が合っていることもあります。

 

鍼のことも書こうと思ってましたが、長くなったのでこの辺で。要は動くことは大切ですよ、という当たり前の話でした(笑)

2018 / 04 / 16  08:29

春とオシャレと温泉と冷え

春。

暖かいような、寒いような、、、

そんな季節です。

 

動くと汗が。。。

日差しも眩しい。。。

でも、汗をかくと急に肌寒くなったり。

インナー、どうしようかしら。

上着、どうしようかな。

 

そんなことに悩むのが春ですよね。

 

日差しや空気、暖かいようでいて、、、

足元の空気は冷たい。

まだまだ土は冷たいです。

 

田舎にいた頃は肌で感じてたことですが

春は春でも、田植えが始まるころまではの要素が多いです。

田植えなんて言われても分からないかもしれませんけど(笑)

 

オシャレのために冷えるのを我慢するのも仕方ないかもしれませんし、季節柄冷えるのも仕方ないこと。

江戸時代なんか寒くても相当なヤセ我慢をしてたようですし。

相当なヤセ我慢が出来るってことは、相当に心身が強かったということですけどね。

 

でも、冷えたらどこかで温める。

理想的なのは、自分の力で自分の身体を温めること。

でも、手っ取り早くお風呂も銭湯も温泉もありますからね。

冷えるだけでは一方通行。

どこかでバランスとっときましょう。

2018 / 04 / 11  22:03

肩が痛くて。花粉症・鼻水・くしゃみ・肩の痛み(鍼灸治療)

そろそろスギ花粉も終わりです。

 

 

さて、花粉症では「鼻水」「鼻づまり」「クシャミ」「咳」など呼吸器関連の症状が有名ですよね。

 

誰でも知っているくらい。

 

それら呼吸と関わる症状に伴って「肩が痛くなる」ことがあります。

 

 

例えば、、、

 

首の付け根付近の凝りが強くなって肩凝りがひどくなった。

 

胸付近の凝りが強くなって肩の前側の痛みが出た。

 

肩の上の方の凝りが強くなって肩の外側に痛みが出た。

 

肩甲骨付近の凝りが強くなって息苦しいような凝り感突っ張り感が出た。

 

などなど。

 

 

咳やクシャミをするにはとても大きな力が必要です。

 

身体にとても大きな力がかかります。

 

くしゃみをした時にはかなり大きく身体が動いたり衝撃がありますよね。

 

普段は何気なくやっていますけど。

 

自分の体で咳やくしゃみをしてるんですが、それが自分の体の負担にもなっています。

 

喘息や肺炎などでは、その力によって肋骨の疲労骨折が起こることもあるほどですからね。

 

 

当たり前ですが、鍼灸治療では咳止め薬のような薬剤を使うわけではありません。

 

ただ鍼をうつ、灸をすえる。

 

それだけしかできませんから。

 

あとは、身体が反応してくれるのを待つ。

 

やってることはシンプルですが、そういう身体にかかっている負担を考えつつ施術していきます。

2018 / 04 / 06  08:33

マラソンと身体と道路

マラソンにはいろんな楽しみ方があります。

 

のんびり楽しみながら。

友人と一緒に。

タイムを競い限界まで自分を追い込む。

テレビで見て楽しむ。

 

距離も、場所も、練習もいろいろ。

 

 

いろいろな楽しみ方があるマラソンですが、タイムを競うとなるととてつもなく過酷なスポーツです。

 

特に、フルマラソン、ウルトラマラソン、、、となると相当に過酷です。

 

私はタイム走としてはハーフまでしか走った経験がなく、それ以上は未知の世界です。

 

まぁ、そんな過酷な中で楽しみというか充実感があるのがマラソンなんですけどね。

 

 

タイムなど気にせずのんびり走っても42キロは正直つらい。

 

それ相応の練習や身体づくりが求められます。

 

 

そんなマラソンを走るランナーの方々の施術をしていてよく感じるのは「衝撃の蓄積」です。

 

広い意味では疲労の蓄積とも言えますが、それとはまた違うものがあります。

 

 

練習だけでなく、大会では42キロ、あるいはそれ以上の長い距離(長い時間)を通じて硬い路面(アスファルト)と付き合います。

 

その上、一般的な道路では路肩が下がっているという特有な傾斜もあります。

 

体力、持久力、スタミナ、それらが最も重要なのは確かにそうなのですが、、、

 

アスファルトからの衝撃をいかにいなすか、生かすか、ということも大切です。

 

ソール部分の硬度が高いシューズが販売されていますが、あれが玄人向けというのもそういうことです。

 

アスファルトとまともに戦えば、負けるのは人間の方ですからね。

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