ブログ
鍼灸を伝えるということ
おはようございます。
鍼灸なかむらです。
ここ数日は少し涼しくなりホッとしていますが、もはや夏本番な暑さですね。
さてさて、外も暑いですが先月はまた別のアツイ日を過ごしました。
鍼灸には紆余曲折の歴史があり、また様々な論や技があります。
そんな歴史や技を学びに先週末は鍼灸の学会に出席していました。
出席と言っても私自身は運営側なのでバタバタしているうちに終わっていた感じでしたが。。
鍼灸には数千年の長い歴史があります。
そんな長い歴史の中で古くからあるモノが残っていたり、新しい理論や技が生まれたりもしています。
長い歴史の中で様々に変化してきたのが鍼灸です。
私のような現代の鍼灸師が知らないような良い時代も悪い時代もあったのだろうと思います。
それでも先達の方々が次の世代へと伝えてくれているから今の鍼灸があるのだと思います。
それを現代の鍼灸師である私たちが日々の鍼灸臨床で使わせてもらっているということです。
古代の思想や技は失われつつも細々と現代に伝わっているものもあります。
それを現代の鍼灸師が考察し生き返らせることもあります。
復元と言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんがそれに近い面もあるのが鍼灸です。
古い時代の考えややり方だから現代には通用しないというのは間違い。
もちろん時代にそぐわないものもありますが、通用するものも沢山あります。
通用、、、どころか現代でこそ生かすべきものもあります。
それが失われてしまうのはとても勿体ないこと。
知識も技も一度失われてしまうとそう簡単に元には戻せません。
知識と技が一体でなければ意味がありません。
理論にしても思想にしても技術にしても、細々だったとしても、正しく受け継がれていってほしいと思います。
自分もそうできるように。
これからも引き続き活動していこうと思う一時でした。
今日も一日頑張ります!