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2017 / 12 / 21  07:16

花粉症と鍼灸

花粉症の方のご来院が増える季節になってきました。

 

スギ花粉が飛ぶのは少し先ですが、その前のケアですね。

 

 

花粉症はアレルギー疾患の1つとされています。

 

しかし、その症状の出方は本当に多彩

 

 

日々の変化に左右されることも多いのがアレルギーの症状というやつ。

 

天気、体調、気分、、、

 

花粉がたくさん飛んでいるから、アレルギーの症状も強く出るわけではありませんよね。

 

睡眠不足、体調不良、イライラなどがある時は症状が強く出たり。

 

検査での数値と実際の症状が噛み合わなかったり。

 

 

 

鍼灸治療を通して花粉症を捉えると、、、

 

理屈はいろいろありますが、、、

 

やってる事はシンプルです。

 

楽に春を迎えていただければ幸いです。

2017 / 12 / 12  08:12

鼻と芯

訪問施術でお伺いした方とのやり取り。

 

 

じゃあ、さっき話した息するヤツ、やってみましょうか!

まず、しばらく普通に座っててくださいね。

 

 

ほとんど口呼吸ですね~

 

「クチコキュー?」

 

空気をクチで吸ったり吐いたりしてるってことですよ。

 

「じゃあ、どうやってするの?」

 

クチじゃなくてですね、鼻ですね。

 

「そうなの?鼻は鼻水かむものよ~」

 

えー(笑)じゃあ息する時は?

 

「クチよ(笑)」

 

またまた~鼻ですよ(笑)

 

「鼻で息したことなんかないわよ?」

 

そんな~いつの間にか忘れちゃっただけですよ~

 

「ん~わからないわ…鼻で…してない?難しいものね」

 

 

 

とまぁこんな感じで。

 

最初は冗談かと思ったのですが、本当に鼻そのものの存在すら忘れてしまったような、そんなご様子でした。

 

鼻がうまくできない方は多いですが、鼻そのものの感覚すらない方もいらっしゃいます。

 

ちなみに、そういう時はほとんど全ての方が匂いや臭いにも鈍感になっています。

 

 

 

息や呼吸ってほっといても勝手にやってることですからね。

 

善し悪しの感覚はほとんどなかったりしますよね。

 

なので、こういうこともあります。

 

 

 

本来は鼻でするもの。

 

言われなくても誰でも知っていますよね。

 

まぁ、呼吸って言うといろいろな意味があるので息とした方が良いですかね。

 

呼吸なら、口と出し入れ。

 

息なら、鼻と芯。

 

字を見ると全く違うと分かります。

 

 

 

と言っても、どちらにしてもことばで説明しただけでは思い出せません。

 

思い出すまでちょっとした練習を重ねていきます。

(ご本人にとってはけっこう大変なことですが)

2017 / 12 / 06  21:12

痛みに納得する?しない?

「投げなければ痛くないのに、、、」

 

昨日ご来院された学生さん。

 

 

整形外科での診察結果として、いわゆる野球肩と診断されているのですが

 

痛い

休む

痛みがなくなる

投げる

痛くなる

 

これを繰り返して1年経つとのこと。

 

 

 

こんな風に繰り返し痛みが起きている選手が普通にいます。

 

野球でなくても、一つの部活を見渡せば一人二人はいるのが現状です。

 

今に始まったことではなく昔から。

 

 

 

最近は、投手や捕手については集団検診も行われるようになりました。

 

整形外科医や理学療法士による痛みチェック、フィジカルチェック、動作確認、エコー検査もかなり増えました。

 

連盟主催で選手(家族)対象の障害予防セミナーなども開催されています。

 

この動きが少年期からの肩肘トラブル早期発見に繋がっているのは間違いありません。

 

 

 

ただ、それがうまく予防に繋がっているかというと、まだまだ。。。

 

かなり効果を上げている地域もあります。

 

更に広がってほしいところ。

 

私も頑張ります。

 

 

投手や捕手以外の選手や、ワンポイントで出てくる投手の場合は痛くてもそのままになっていることも少なくないです。

 

また、チェックでOKを貰っていても痛み予備軍の選手は多数存在します。

 

選手側としても、投げるたびに痛いのに全く何もケアをしていない選手もいます。

 

 

 

でも、、、

 

選手ってそういうところがあります。

 

私も学生時代は痛くても治療に通うということはしませんでした。

 

そういう意識が薄かったんですよね。

 

もちろん痛みは無くしたい、治したい気持ちはありますし、病院にも行きました。

 

でも、それで治らなければ「そういうもんなんだな」と変に納得したり。

 

自宅でストレッチくらいはやっても、それで治らなければ「まぁ仕方ないか」とか「そのうち治るだろ」くらいの感覚でした。

 

勝てる方法は知りたくても、治すことを深く追求することはありませんでした。

 

本来その2つのことは繋がっているのですが、そこまで考えてはいませんでしたね。

 

 

 

施術する人としてではない関わりがより大切だと思う今日この頃です。

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