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2016 / 06 / 30  06:51

副鼻腔炎・鼻水・頭痛・鼻づまり(鍼治療)

「あのね~緑色の鼻水が出たの!」

 

副鼻腔炎の鼻づまりのケアでご来院されたお子さん、話している中で一言。

緑色の鼻水が出たのがよほど衝撃だったらしく、何だか凄く嬉しそうに話してくれました。

人見知りしない子だなぁと思いながら聞いていました。

周りは心配していても子どもは案外平気だったりしますよね。

 

 

お母さんに話を聞くと

 

「私も見ましたが、緑色というより黄緑色みたいな」

「耳鼻科で蓄膿の鼻水が流れてきてると言われています」

「今は機嫌が良いんですけど、たまに頭痛がしてくると大騒ぎして大変なんですよ」

 

こういうことは、お子さんではよくあります。

 

副鼻腔炎では副鼻腔で起きている炎症のために鼻汁が次々に作られていて、寝ている間は自然に鼻水が鼻ではなく喉の方に流れていきます。

副鼻腔炎では、鼻粘膜の肥厚などにより鼻汁が外に排出されなくなると顔面の強い痛みや頭痛が起きることがありますからね。

 

 

鼻閉感がある場合は、鼻の通りが良くなるように頭や顔まわりの施術をします。

商陽や内庭など手足のツボに施術することもあります。

症状が強かったり慢性的な場合は背中の風門、脾兪、至陽、三焦兪などのあたりもよく使います。

 

 

今回はお子さんでしたので、鍼は円皮鍼を使いました。

お子さんの場合は大人よりも敏感ですし、反応が早いのが特徴です。

 

これで夜ぐっすり寝られるかな?