ブログ

2016 / 08 / 10  06:20

凝りがへばりついてるんです・頑固な首肩凝り・肩甲骨周囲の凝り(鍼灸治療)

レッドソックス上原投手がキャッチボールを始めたようです。

投げる姿を見る限り順調に回復しているようです。

慎重に、、、とも思いますが、復帰が早まることを祈っています!




さて、今日は頑固な凝りについて。




【超頑固な凝り感覚】

凝りが強くなると独特の感覚になります。



重苦しい独特の感覚。

何かが肩にへばりついているような感覚。

固まってしまったような感覚。

こっている場所の感覚が鈍くなったような感覚。



いったんこんな凝りになると、何をしても変わらないと感じることも多いです。

ご自宅で入念なセルフケアをしていても翌日はまた元通り。

そんなことを感じているかたもいらっしゃると思います。



しっかりお風呂に入って温める。

入念にストレッチをする。

時間をかけてマッサージをする。



でも、変わらない。

ありますよね。

そんなこと。




【凝りをいじめないこと】

凝りが軽いうちは体育の授業でやるくらいの一般的なストレッチなどでも変化が起きやすいため、簡単なセルフケアで改善することも多々あります。

ただ、ある程度凝りが強くなってくると、しっかりストレッチなどをしても簡単には変化を感じられなくなってきます。

むしろやり方を間違えると柔らかくするためのストレッチが逆効果になってしまいます。



「いろんなセルフケアを試したけど効果がなかった」


そんなお話もよく聞きます。



頑固な凝りを感じた時に気をつけるのは


「凝りをいじめないこと」



ゴリゴリに強く凝りを揉んでも、凝りは軽くなりません。

その時は柔らかくなりますし軽く感じるのですが、すぐに戻ってしまいます。




凝りが強くなってくると、つい強く押したり揉んだりしたくなります。

その気持ちは私にもわかります。

強く押しても揉んでも凝りが強い場所は感じない。

もっと強く。

そんな気持ちになります。



でも、この「押しても揉んでも感じない」というのは異常な感覚なんです。

普通なら痛く感じるほどの力で押しても痛くないというのは、感覚が変わってしまっているから。

この異常な感覚を基準にしてしまうと、どんどん強い刺激を求めてしまいます。

 

 

もし今セルフケアで「ギューギュー」やっているのなら、もっと優しく、そっと、ジワーっとした柔らかさでセルフケアをしてみてください。

きっと意気込んだセルフケアより効果を実感できるはずですよ。




【長年の頑固な凝りのケース】

主訴:首肩凝り、肩甲骨周囲の凝り、腰の痛み
施術:鍼灸
経過:体幹と手を中心に施術。施術開始後1ヶ月半の頃から首から肩にかけての感覚が戻ってきた。施術3ヶ月過ぎで腰の痛みは無くなった。現在、まだ首肩凝りはあるが常時気になっていた重苦しい凝り感はなくなっている。自宅でのセルフケアを行いながら、1~2ヶ月に1回の施術を継続中。