お知らせ

2016 / 08 / 13  07:03

モゾッとしたような~逆子治療のお灸とエクササイズ~

最近、立て続けに9名ほど逆子のお灸のご依頼がありました。

知人の先生からのご紹介もあり、しっかりプレッシャーをかけられました笑

逆子のお灸はナゼかご依頼が集中する時があるんですよね~

不思議です。

ちなみに、7月にご来院された方は皆さん逆子が戻りました!




【いろいろな逆子パターン】

逆子と言っても、状況はそれぞれ違います。

・お灸を始める週数の違い
・赤ちゃんの胎位と胎動
・ママさんの体質と状態

いろいろです。

これらの条件によって施術方法が変わりますし、使うツボも変えています。




【逆子のお灸のタイミング】

逆子のお灸は28週前後から行うのが一般的ですが、それ以前に医師からすすめられることもあります。

 

逆にもっと遅い時期から始める場合もあります。


ギリギリまで様子をみるよりも、早め早めに手を打っていく方が良い結果が得られることが多いです。



これまでに最も遅い時期から施術を開始したのは36週と2日。

その方の場合は、2日連続で施術、1日空けて、再度2日連続で施術を行った日(施術4回目)の夜に逆子が戻りました。

同じように36週に入った日から当院でお灸を始めた方で、残念ながら頭位にならなかったケースもあります。



確率から言うと遅くなるほど戻らない場合が増えます。

ゆったりしたペースで3~4回くらいは施術したいというのが本音です。

そのため、遅くても32週くらいまでには1回目の施術を終えていると施術の予定も組みやすくなります。




【赤ちゃんの胎位と胎動】

赤ちゃんの位置や姿勢も様々で、殿位にしても左向き、右向き、足を曲げていたり伸ばしていたり、、、

胎動が大きな赤ちゃん、胎動が少ない赤ちゃん、胎動は小さいがよく動く赤ちゃん、たまにボコンと動く赤ちゃん。。。

赤ちゃんそれぞれで違います。

お灸をすえる際に「赤ちゃんがいる場所」や「ママさんの身体の左右バランス」を考慮しながらお灸をすえます。

赤ちゃんの胎位も触れれば大体分かりますが、産科検診で分かっている情報もお伝えいただけると助かります。




【ママさんの体質と状態】

ママさんの体質やその時の身体の状態もお灸をすえる際に考慮しなくてはならない要素です。

寒がりか、暑がりか、湿や熱がこもりやすいのか、筋肉が硬くなりやすいのか、水分代謝はどうか、お腹が張っているのか硬いのか、足の張りはどうか、、、

体質やその時の状態により使うツボも変わってきます。




【至陰の灸】

逆子のお灸では「至陰(しいん)」という小指のツボが超有名。

その他に、私は三陰交、合谷、命門、腎兪、太衝、太渓、足三里などもよく使います。

逆子のパターン、ママさんの体質、妊娠週数に合わせてツボを選んでお灸をすえるのですが、やはり昔から効果的とされている至陰は強い力があります。

至陰というツボの作用もさることながら、太陽経上または三焦経上というのが大切だと考えています。

ちなみに、私は少し足を動かしてお灸をすえることもあります。

鍼もお灸もポジショニングが大切ですからね。




【お腹を柔らかくするエクササイズ】

逆子体操と呼ばれるものがありますが、当院で一般的な逆子体操をすすめることはありません。

*もちろん体操をやるやらないは個人の自由です。


近年、産科医師も逆子体操をすすめることが減ってきていますからね。

効果がハッキリしないというのが大きな理由です。

また、多くの逆子体操はポージングがキツい上に体操そのものが長時間であり、ママさんの負担が大きいということもあります。

私がおすすめしているのは、あお向けで行う簡単なエクササイズ。

エクササイズにもよりますが、1~5分程度です。

腰痛や赤ちゃんが大きいためにあお向けがつらい方は椅子に座った姿勢で行うこともあります。

ママさんの足腰やお腹の状態をみながらその方に合わせてエクササイズをアドバイスしています。




【逆子のケース】
主訴:逆子
考察:陽虚。肩こり、浮腫、冷えあり。
施術:灸、マッサージ、エクササイズ
経過:30Wに入ったところで逆子治療開始。食事は既にかなり気を付けておられたため食事指導は無し。1、2回目の施術時は胎動がさかんになるものの逆子が戻ったとは感じなかった。3回目の施術中に頭位に変わった感覚あり。次週の検診時に頭位を確認。出産まで自宅灸を継続し、予定日翌日に無事出産。