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投手のフォームチェックって、ねぇ。
先日、約半年ぶりにご来院された硬式野球部の学生さん。
1ヶ月くらい肩から肘にかけての張りが治らないからどーにかして!
ということでした。
前回の施術の時はスマホでキャッチボールの様子を撮ってきてくれたのですが、今回は他の練習場面やバッティング練習も撮ってきてくれました!
しかもタブレットで!
ディスプレイが大きいと見やすいんですよね〜
歳かな(笑)
フォームチェックはいろんなスポーツで当たり前に行われていますが、野球は比較的チェックが厳しく行われることが多いスポーツです。
鏡の前でシャドーしたり、素振りしたりということもよくやられます。
中心は投手ですが、捕手や打者も。
学生でもプロでもフォームについての研究は誰しもやること。
ただ、フォームにおいて何が良いかなんて一概に言えません。
正直、私にはわかりません。
スポーツにおいて勝てるフォームと怪我をしないフォームも、基本的に別物だと考えた方が良いと思っています。
だからこそ難しい。
もちろん重なる部分もありますが。
理想的と言われたフォームでも勝てるとは限りません。
フォームは綺麗なんだけどね、、、(この表現自体が曖昧なものですけど)
ということは普通にあることです。
体質も、筋肉の着き方も、筋肉量も、動き具合も、性格も人それぞれです。
いくら
「○○投手が好きだから同じフォームを目指す!」
「○○選手のように打ちたいから同じフォームを目指す!」
と言っても、同じフォームにはならないんです。
それを無理矢理やろうとすると、、、
どこかにひずみが生じます。
その人だからのフォーム。
それなんです、結局は。
もちろんプロや好きな選手のフォームを真似したり参考にするのは良いこと。
練習としてでなくとも、遊びとしても、真似したりしますよね。
その中でいろいろ気づくこともあります。
時には、遊びでやった真似が、飛躍のきっかけになったりもします。
やってみなければ分からないものです。
しかし、真似の域を越えて、同じフォームを目指すとなると、、、
自分に合っていれば良いですが、もし合っていなかったら、、、
それも経験ですから、駄目なら駄目で学べることもあります。
でも、学ぶ前に怪我につながることがあるのも事実です。
フォームありきではなく、その人、自分の体や動きから考えることがスタートです。