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2017 / 05 / 23 00:15
鍼灸祭
先週末は、湯島聖堂で鍼灸祭が執り行われました。
例年より少し参加者が少なかったかな、、、それでも会場は満員で立ち見もありという状況でした。
「祭」というと、御神輿の出る賑やかな祭を想像されるかもしれませんが、鍼灸祭はとっても厳か。
はり師の体の一部とも言える「鍼」への感謝の気持ちをあらわし供養するという式典です。
折れてしまった裁縫などの針を供養する「針供養」が元になっています。
ディスポーザブル(使い捨て)の鍼だろうと何だろうと、この気持ちは忘れてはならないと思います。
鍼灸祭では、式典の後に講演も行われます。
今年は、長野仁先生と福島哲也先生のお二方のご講演がありました。
普段は聞けないようなお話もあり、非常に多くの学びがありました。
お話を聞きながら自分の臨床と照らし合わせグルグル。。。
スッと腑に落ちることもあり、まだまだ修行が足りないな~と自分を感じることもあり、、、
これから時間をかけて咀嚼し、自分のものにしていきたいと思います。
鍼灸祭は、準備運営に携わる皆様のお陰で開催できています。
ご自分のお仕事がある中で、改めて時間をとり他のこともやるというのは本当に大変です。
その方々にも感謝ですね。