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2018 / 03 / 12 21:53
子どもの振りみて我が振りどうする?
先日、腰の痛みがある小学生がお父さんと一緒にご来院。
お子さんはスポーツをやっているようですが、今は腰が痛くて練習を見学しているとこのと。
*スポーツはやっていますが、それが原因ではありません。
その子の施術をしながらお父さんと姿勢の話になりました。
子どもの頃
「シャキッとしろ!」
「背筋を伸ばせ!」
と言われた経験がある方
いらっしゃいませんか?
そんな時に注意されるのはたいてい「子ども」なんですが、、、
大人になると注意されない、というか、注意してもらえません。
赤ちゃんをみていると分かりますが
はっきりモノが見えるようになって
首がすわって
寝返りうつようになって
座れるようになって
ゆっくり体が二足歩行のための体に近づいていきます。
脊椎も徐々にS字になっていきます。
その成長過程をみていると、自然に腰がストンとすわる時期が必ずきます。
特に何もしなくても。
それがいつしか崩れる。
子どもによっては、それが定着してしまう。
そうなると
「シャキッとしろ!」
と言われるわけです。
言いたくなるのも分かります。
ですが、、、
もし、お子さんの姿勢が悪いなら
親である自分の姿勢を省みること。
もし自分の姿勢が崩れていたら、お子さんに注意しても効果は期待できませんからね。
「母さんだって~」
「父ちゃんだって~」
って言われてしまいます。
もちろん姿勢は家庭だけで出来上がるものではありませんし、兄弟姉妹の中で一人一人姿勢は違います。
でも、最も強い影響を受けるのが親の姿勢であることは確実です。
親の背中をみて育つわけですからね。
今は「親と子どもだけ」の家が多いですから尚更です。
子は親の鏡。
子どもの姿勢は親から。
自戒の念をこめて。