お知らせ

2018 / 09 / 27  22:21

足がつる~鍼灸の前に水分とミネラルの補給~

今日は、前回に続いて「足がつる」ということについて。

 

 

「足がつる」ということは、治療院ではよく聞きますし、スポーツ中でもよくみられます。

 

治療院で聞くのは

 

夜、寝ていると足がつる

 

これがほとんど。

 

これについては治療していくとつらなくなります。

 

なので、今回はスポーツ中の「足がつる」問題について。

 

 

 

スポーツ中に手や足などの筋肉がつる要素としては

 

▪強い筋肉疲労

 

▪脱水とミネラル喪失

 

▪熱中症

 

▪呼吸性アルカローシス(過換気)

 

などがよくあるパターン。

 

 

いろんな要素がありますが、誰でもすぐ対応できるのは「脱水とミネラル喪失への対策」です。

 

他のは、すぐさまというわけにはいきませんからね。

 

 

 

〈強い筋肉疲労〉

 

▪持久力不足

▪身のこなしや技術的な問題

▪呼吸

▪慢性的な栄養・ミネラル不足

▪以前からの疲労の蓄積

 

など筋肉疲労が起きやすくなる要素はたくさんあります。

 

 

持久力不足で足がつると言ってしまえば話は簡単。

 

なのですが、、、

 

その持久力をどうやって高めるか、ということですよね。

 

まぁ、このテーマはとても大きなテーマなのでまた別の機会に。

 

 

ひとまず、筋肉の疲労で足がつる場合、持久力の向上は必須ですが単に練習量だけではカバーできない面もある、ということは考えておく必要があります。

 

 

実は、私、学生時代は「とにかく練習すればどうにかなる」と思ってました(汗)

 

「技術のための練習と体力のための練習を一緒にやれば一石二鳥」

 

くらいに考えてました。

 

で、疲労骨折しました(笑)

 

私が得たのは、持久力でなく忍耐力だったようです(汗)

 

 

 

〈脱水とミネラル喪失〉

 

これが今日のテーマ。

 

もともとの生活習慣でミネラル不足にある選手もいますが、ひとまず発汗による脱水とともにミネラル喪失が起こることが試合当日の問題になります。

 

脱水やミネラル喪失は、熱中症の大きな要因にもなりえるため注意が必要です。

 

 

対策としては

 

▪早めの水分ミネラル補給

 

これにつきます。

 

 

最近は、試合中の水分ミネラル補給が麦茶だけということはないでしょう。

 

塩分、糖分、ミネラル、アミノ酸などが含まれたドリンクを用いるのが一般的です。

 

足がつるということを考えた場合、水分とともにマグネシウムなどミネラルも補給できるドリンクが良いです。

 

 

筋肉は、一日中「ギュッと縮んで緊張する」のと「フワッと緩んで弛緩する」ことをずーっと繰り返しています。

 

これは、手足の筋肉だろうと内臓の筋肉だろうと同じです。

 

チカラを入れるか、チカラを抜くか。

 

この繰り返しです。

 

 

そんな筋肉が弛緩する(ゆるむ)ために必要なミネラルがマグネシウム

 

これが不足すると筋肉がゆるみにくくなり、そこから「足がつる」こともあります。

 

技術的なことはもちろん、呼吸や身のこなしも普段の練習でそういう部分を取り入れることでしか鍛錬できませんが、水分とミネラルの補給はやる気とモノさえあれば即座にどうにかなります。

 

 

ただし、水分補給も慣れとかコツを得ておく必要はあります。

 

試合当日だけガブガブ飲んでも体が重たくなってつらくなりますからね。

*でも、水分補給は必要です。

 

 

言うまでもありませんが、トーナメント戦、特にワンデートーナメントは可能な限り疲労を抑えた(疲労しなかった)チームや選手が圧倒的に有利です。

 

体力に余裕があれば、気持ちの余裕も出やすい。

 

チームとしてそういうことに取り組むのも勝つために必要なことだと思います。

 

 

マグネシウムほうれん草玄米海藻類豆類などに多く含まれており、ホルモン分泌、筋肉や神経の機能、骨の修復などにも重要なミネラルです。

 

 

 

〈呼吸性アルカローシス〉

 

呼吸性アルカローシスと言われてもピンとこない方が多いかもしれません。

 

ですが、「過換気」と言われれば「あー知ってる」となる方も多いのではないでしょうか?

 

 

運動中、疲労で息があがると自然と呼吸数が増えてきますよね。

 

これが必要以上に強まったのが過換気です。

 

 

負けるかも、、、

 

ミスプレーしたら、、、

 

そんな不安心の動揺が過換気を起こすことがあります。

 

 

過換気は、換気が過剰になった結果、体内に酸素があふれて二酸化炭素が少なすぎる状態になります。

 

二酸化炭素(酸性)が少なすぎるために血液アルカリ性に傾いてしまいます。

 

これが呼吸性のアルカローシスです。

 

 

これだけ聞くと

 

「酸素が多いぶんには大丈夫じゃないの?」

 

という気がするかもしれませんが、どんなことでも「ほどほど」が良いんです。

 

酸素と二酸化炭素、どちらが多すぎても体には毒になります。

 

心身は常に絶妙なバランスで成り立っています。

 

 

過換気となった初期は、息苦しさめまいなどを感じます。

 

アルカローシスが強くなると、筋肉が痙攣を起こしたりします。

 

手や足、背中などの筋肉が痙攣して痛みますが、通常の足がつったという状況とはかなり差があります。

 

通常はそこまでいきませんが、スポーツの現場で2度ほど遭遇した経験があります。

 

ちなみに、1度目は柔道、2度目はサッカーでしたが、これはその時の特殊なシチュエーションや個人的な素因が関わっており、スポーツ種目そのものとは無関係です。

 

 

呼吸状態は持久力と関連しますが、持久力があるから過換気を起こさないわけではありません。

 

精神的な要素も身体的な要素も関係します。

 

これ以上は難しくなるので省きますが、足がつるのも様々な原因がある、それぞれに対策がある、ということです。

 

 

 

私はスポーツをしていて足がつった経験がなく、この業界に入るまで水分補給のことも気にしたことがありませんでした。

 

もうちょっといろいろ考える選手だったらもっと勝てたのかな~なんて考えます。

 

でも、やっぱり、同じ気がします(笑)