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読み応え
私が学生時代から勉強させてもらっている鍼灸の研究会があります。
先日、その会に所属している大ベテランの先生が先生の集大成とも言える書籍を出版されたのですが、それがまた読み応えのある本なんです。
私はそんな本が好きです。
簡単に読める本が嫌いなのではなく、噛むほどに味が出るようなカチコチのスルメのような本が特に好きなんですよね。
そもそも鍼灸に興味を持ったのも
「なぜ鍼灸が効くのかさっぱり分からない」
「鍼灸の本を読んでみても人によって書いてあることが違う」
「鍼灸師の話を聞いても言うことが様々」
「そもそも東洋医学って難解すぎる」
「なぜ鍼とか灸で治るのか意味不明(だって針金と草でしょ?)」
「なぜ今さらヨモギ(お灸)なのか」
「ワケわからないのに効くのはなぜか」
そんな鍼灸に対する期待感と不信感と不思議さがごちゃ混ぜになっているような気持ち。
でも効いたという自分の実体験。
それが鍼灸に興味を持った始まりでした。
私は研究者になれるほど勤勉ではありませんし、ちゃんとした文章が書けるほどの才もありません。
せいぜい思いついたことをブログに書くくらいのことしかできません。
最近は調べものをする時はパソコンやスマホを使うことが増えました。
早いし便利ですからね。
1人で広く調べる時は重宝です。
ですが、何かを深く、、、って時はやっぱり紙なのかなーと思います。
電子書籍も読みます。
たまに。
医学書って大判のものが多くて置き場に困りますから電子書籍の良さも分かります。
先日かなり整理しましたが、鍼灸院の本棚にはまだ200冊以上詰め込んでます。
自宅に増え続ける本を詰め込んだダンボール箱も家族からクレームがきてます(汗)
ロフトが壊れるんじゃないかと心配でもある(笑)
なので電子書籍は有難いですし、古い文献は電子化(デジタル画像)されたものしか手に入れられないものもありますからね。
特に、古い文献のデジタル化はお金も手間もかかる大変な作業だと思います。
そんな恩恵を簡単に受け取れるのは有難いことです。
昔なら、所蔵されている方にお願いして見せてもらったり、古本屋さんを回って足で探し出すしかなかったわけですから。
でも、、、
電子書籍はなかなか頭に入ってこないというか、腑に落ちないというか、なんとなく遠目から眺めているような、、、
そんな気分にもなります。
同じ文字なのに何故でしょうね。
私が電子書籍に慣れてないからなのか、また別の要素があるのか。
単に私がアホなのか。
だから、電子書籍も[ここは!]という部分は紙に出力してます。
ちなみに、私の持っている本はどれも書き込みだらけで、著者の方には申し訳ないほどの状態です。。。
鍼灸とかどうとかでなく、人は一生勉強だと思っています。
学ぶ喜び、そこから何かを得る喜びってありますからね。
小中高校時代の先生が今の私の思いを聞いたら絶句するかも(笑)
今日も一日頑張ります!