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下水道管と鍼灸は関係ないけど管と鍼灸は深い関係があります
こんばんは!
と言うにはちょっと遅い時間ですね。
鍼灸なかむらです。
ここ最近、近隣の下水道管工事が行われています。
近年、ゲリラ豪雨や台風で下水が溢れるニュースが多いですが、当院がある川崎市幸区も多摩川と鶴見川という2つの大河川に挟まれたエリアですので、そういう心配は感じます。
そういうエリアでなくても最近の豪雨や台風は凄まじいものがありますのでハザードマップを1度は見ておくことをオススメします!
さて、下水道道は「管」ですよね。
基本的な構造は人間の血管も同じです。
金属やビニールのパイプとは違い、血管は伸び縮みし、弾力があり、特定の物質を透過するという特殊な性能つきですが、基本的には「管」です。
下水道管も血管も詰まります。
詰まると流れが悪くなります。
流れが悪くなると管自体もその中身も傷みやすくなり、更に流れが悪くなります。
だから定期的に下水道はメンテナンスがあります。
それで追いつかなくなると新品に交換されます。
人間の場合、全ての血管を新品に変えるのは不可能(一部なら人工血管置換もあり)なので、傷まないよう常々流れが悪くならないようにしておくことが大切です。
循環、めぐり、ということですね。
めぐりの面では鍼灸が便利です。
もうひとつ、鍼灸と管の関係があります。
鍼にはいろいろな打ち方があります。
当院でも大きく分けて4つの打ち方を使い分けています。
その中に「管鍼法(かんしんほう)」というものがあります。
鍼を細い管に入れて「とんとん」と打つ方法を管鍼法と言います。
その管のことを鍼管(しんかん)と言いますが、見た目は短いストローみたいな感じですね。
管鍼法は日本で考えられた方法のため、日本ではごく一般的な打ち方です。
ちなみに、この「管鍼法」は鍼を打つこと自体の効果と同じくらい「管」を使うことで得られる効果が大きいと個人的には感じています。
鍼灸は謎なことが多い施術ですが、そこが奥深くて面白いです。