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2016 / 10 / 18  07:14

鄭州国際刺絡抜罐学会終了

帰ってきましたー!

ドタバタもありましたが、まぁ海外では想定内のこと。

 

朝から晩まで鍼やカッピングのことで埋め尽くされた鄭州学会でしたが、多くのことを学びました。

日本で鍼灸やカッピングというとまだまだ一般的とは言えないかもしれませんが、中国では特別に変わった治療ではありません。

病院で様々な疾患に当たり前にやられている治療法です。

そして、日本には日本の鍼灸があり、中国には中国の鍼灸がある。

もちろん共通する部分もたくさんありますし、それぞれに独自に進化してきた部分もある。

そんないろいろな部分で交流ができる今回のような機会は非常に有意義なものだと感じました。

多くの鍼灸師がこのような機会に中国に行き「学・術」両方の交流を深めていければ、鍼灸が更に発展していくことにつながるのだと確信できた時間でした。

 

さぁ、今日から通常営業です。

 

張りきっていきますよ!

2016 / 10 / 13  14:10

お知らせ

【臨時のお休みのお知らせ】

 

中国鄭州で開催される国際刺絡抜罐学会への出席のためお休みをいただきます。

 

お休み:10月14日~10月17日

 

もちろん学術的なこともありますが、様々な先生方とお会いしお話ができることが何より楽しみ。必ずやパワーアップして帰ってまいりますのでご容赦くださいませ。

2016 / 10 / 12  12:26

鼻水が、、、アレルギー性鼻炎のカッピングと円皮鍼とお灸

【期間】

当院にはアレルギー性鼻炎慢性鼻炎の方もご来院されていますが、数回の施術で改善することがあれば数ヵ月単位で改善していくこともあります。

今回は鼻炎のケアに長期間かかったお話を。



【波】

鼻炎に限らず鼻の症状は波があることが多く、良い時期がきたと思ったらまた戻るということを繰り返すこともあります。

症状の波を季節食事の関係などと照らし合わせて一つ一つ対処していくことも必要ですが、ゴールを見据えて核となる治療をしっかり取り組んでいくことも必要です。



【安定】

今年は台風天候不順の影響のためか、体調の変動が大きい方がよくご来院されています。

腰痛しかり

肩こりしかり

鼻炎なども同じです。

症状の安定化を考えながらの施術となります。

今年は全身調整や症状をコントロールするために円皮鍼やせんねん灸もよく用いています。

お一人お一人でかなり差がありますが、呼吸器系のツボと消化器系のツボをメインに主に手足のツボに4点くらい円皮鍼を使うことが多いです。



【局所と全身】

鼻、のど、口など、、、気血水循環を良好に向かわせること。

もちろん全身から。

それは時間がかかることかもしれません。

急性と違い、慢性症状がある身体を変えていくのはそう簡単なことではありませんからね。

あの手この手です笑

しっかり取り組んでいきたいと思います。




【慢性鼻炎のケース】
主訴:鼻水、鼻づまり
考察:足の冷え、浮腫、便秘、肩こり
施術:鍼灸、カッピング、マッサージ
経過:鼻水は施術3回目にはほとんど出なくなったが、鼻づまりはほとんど改善していなかった。施術4ヶ月目に鼻づまりが軽減し始め、次第に鼻が気にならなくなった。

2016 / 10 / 08  22:05

ねっとりしたしつこい肩こりとカッピング~痰湿の缶象から~

施術に絶対はありません。

当院ではカッピングをよく用いますが、カッピングも人間の身体にとり絶対に必要なものでもありません。

無ければないで別の方法で対処するだけですからね。


ただ、便利なことも多々あります。

カッピングをした時に皮膚につく跡を「缶象(かんしょう)」と言います。

缶象については日常的にご質問を受けることですし、臨床上参考になる現象なので改めて書いておこうと思います。




【缶象いろいろ】

中医学では、問診や脈診などのように缶象のつきかたも身体の状態と照らし合わせて考えていきます。

・色が濃くつく

・色が薄くつく

・ほとんど色がつかない

・全体にまんべんなくつく

・縁だけ色がつく

・縁が凹む

・中央が盛り上がる

・場所により差がある

・場所による差がない

などなど、様々な缶象があります。


*マッサージ、指圧、鍼灸などを行った際に施術場所が数分~十数分程度ピンク色に反応することがありますが、カッピング後にも同様な現象がよく起こります。
それは施術により血管が広がり血流が促進されたことによるフレアー現象と呼ばれるもので、厳密な缶象とは違います
カッピング後のフレアー現象も施術後数分で消えていきます。




【人それぞれ】

同じ吸引圧でカッピングを行ったとしても人により全く缶象が違います


肩にだけ跡がつく方がいれば、腰にだけ跡がつくことも。

カッピングをして数秒で跡がつく方がいれば、数分間つけっぱなしでも全く跡がつかない方も。

3日で消えることがあれば、10日くらいかけてゆっくり消えていくことも。



その方の体質や症状、今の身体の状態によって缶象の現れ方は様々です。

元々の体質や現在の全身状態が缶象に反映されています。

局所的な要素としては、表皮の柔軟性や湿潤度、真皮の状態、筋肉の緊張度、毛細血管の状態、浮腫の有無、汗や皮脂の分泌量などが缶象と関係しています。




【症状と缶象】

施術時は、自覚症状・他覚症状・缶象の3つが一致しているかどうかをみていきます。


先日ご来院された方は、ご自分の肩こりの感じを

「硬いお餅がたくさん肩についているみたい」

「しつこくて、嫌な感じ」

と表現されました。

手足にも浮腫があり、朝のこわばりもあり、などなど、、、といった症状でした。


こういうケースを中医学では「痰湿」が関係していると考えます。

特にカッピングが合うケースですね。

缶象としては吸い玉の縁の丸い後が強くつき、中央が盛り上がる傾向があります。

痰湿が軽ければその跡は数分程度で消えますが、強い場合は数時間跡が残っていたりします。




カッピングは古代から行われている非常に単純な施術方法ですが、体質をみたり今の身体の状態をみるために非常に有用です。

古代のこと、誰が思いついたかわかりませんが。

現代まで続いている治療法になるとは想像してなかったでしょうね。

ありがたいことです。

2016 / 10 / 07  07:21

野球肩の鍼治療とカッピングとマッサージ

野球肩と言っても症状はいろいろ。

痛む場所もそれぞれですし、その痛む度合いも様々です。

痛みが出る動作もいろんな段階があります。




そんな野球肩(投球傷害)で、痛む場所がしょっちゅう変わるケースがあります。

投手経験が浅い選手やすぐフォームを変えたくなる選手に多いですね。

あ、もちろんフォームは常に変わっていきますけど。

良くも悪くもフォームが固まっていないため、疲労や痛みが出るとすぐにフォームに影響が出ます。

そのため負担がかかる場所も変わる

結局は、かばいかばい投げているために痛む場所がよく変わるということが起きてきます。




こんなときは

「一つのフォームにかためろ」

と言ってもあまり良い結果にはなりません。



選手本人が

「何かオカシイ」

と感じているからこそフォームを変えている。

そんなケースでは

「ここは良い動きだ」

という所の1ヶ所はフォームを変えないように試してみると良いですね。



あまり大きくフォームをいじると何が良いか分からなくなってしまいます。

いつまでたってもフォームが安定しないということにつながります。

全体のバランスを見ることも大切ですが、時には一点に集中することも必要です。

良い動きの部分に意識を集中することで、周りの動きも良くなってくることがありますからね。



さて、治療する側としてはですが

「痛みの悪循環を断つ」

これを最優先に治療をしていきます。


痛む場所がよく変わるケースでは、

・フォームそのものに原因がある場合

・フォームには問題がなくても痛みが出る身体状況がある場合

この2つを考えなくてはいけません。


もし後者の場合なら、どんなにフォームを変えても痛みが改善しません。

痛みの原因はフォームだけとは限りませんからね!




【痛む場所がよく変わる野球肩のケース】
主訴:肩の痛み(その時によって場所が変わる)
考察:二頭筋、棘下筋、ハム、押し込むフォーム
施術:鍼、カッピング、マッサージ
経過:痛みは施術4回目には無くなったが、筋肉のアンバランスが目立つためその後もしばらくケアを継続した。

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