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2016 / 10 / 26  22:15

産後に疲労感と腰の痛みが出た。疲労・腰の鈍痛(鍼灸治療)

本日ご来院された方は、夏に逆子でご来院された方。

無事出産を終え、御主人とベビーと3人で来てくださいました。

まだ4か月ですがすごーく元気そうなお子さんでした。

可愛かったな~

お母さん似かな?



さて、今回は産後のケア

疲労感、そして鈍い腰痛もあるということでした。

産後はどうしても疲れやすかったり、動きの中で肩腰に負担がかかってきます。

体そのものが産前とは変わっていますし、それまでの日常とは体の使い方も大きく変わります。

それに、、、

育児に休日はありませんからね。

これが本当に大変。



親の元気がお子さんにも伝わるもの。

しっかり施術させていただきますね!



【産後の疲労感と腰の鈍痛のケース】
主訴:疲労感、腰の鈍痛
施術:鍼灸
経過:施術後に腰痛軽減。治療継続中。

2016 / 10 / 24  23:29

肘を伸ばすと痛いんです。肘内側の痛み(鍼灸治療)

肘の痛み。

でも

肘だけが痛みの原因とは言い切れません。



首?

肩?

背中?

腰?

足?



体はつながっていますからね。



体を細かく分類してみることも必要です。

体を一つとしてみることも必要です。




【肘伸展時での肘内側痛のケース】
主訴:投球時と肘を伸ばした時に肘の内側が痛む
施術:鍼灸、円皮鍼
経過:治療3日後に伸展時痛消失。

2016 / 10 / 22  21:19

裏が痒いような気がするんです。痒み(鍼治療)

【裏が痒い】

アトピー性皮膚炎などで強い痒みに悩まされている方にたまに言われること


「なんていうか、、、皮膚の裏が痒いような気がして、、、我慢できなくて、、、気のせいでしょうか?」


表面的なかゆさではない痒みなんですよね。

湿疹そのものが皮膚表面に見えるために「表面がかゆい」と感じますが、裏が痒いのは気のせいではないようです。

がポイントになることがあります。




【どんなとき?】

アトピーで痒いのは皮膚の表面のこともありますが、そうでない時もある。

また、痒い場所に湿疹が出ているとも限りません。

裏?

奥?

そんな痒みの感覚を感じている方々がいらっしゃいます。


だからこそ、なんだか無性に痒くなることがあるし、強く掻きむしってしまうわけです。



・お風呂あがり

・運動後

・眠たいとき


そんな時に強い痒みがよく起こるようです。




【裏が痒いなら】

裏が痒い、、、

ならば裏がポイントです。

方法はいろいろでしょうけど。


施術方針は一般的には分かりづらく理解が難しい理屈もたくさんあります。

鍼灸など東洋医学系の学問となると尚更でしょう。

ですが、理屈はともかく、アプローチ自体は単純さが奏功することもあります。




【痒みのケース】
主訴:痒み、首肩凝り
施術:鍼
経過:施術1か月で猛烈な痒みは出なくなった。施術3か月でほとんど痒みは出なくなったが、時おり強い痒みが出ていた。施術約半年で皮膚荒れはあるものの湿疹は出なくなり、痒みもほとんど出なくなった。足のだるさが軽減してきた頃から全身的に調子が良くなってきたとのことであった。

*皮膚科通院と併用。

2016 / 10 / 20  12:49

水が毒になるとき

先日、洗濯機のホーストラブルが。


まさかの


水漏れ。。。



院が水浸し。。。


休みの日で良かったです。


もし施術中だったらと思うと恐ろしくなります。





というわけで、今日のテーマは水。


無理矢理、、、笑




【鍼灸での水】

鍼灸で「水」というといろんな意味があります。


東洋、というか中国の基本的な概念である五行木火土金水の五つの分類にも水が入っていますし

それを人間の五臓六腑の働きや関係性に当てはめていたり

水穴と表現するようなツボがあったり

飲食物のことを水穀とか言いますし(これはそのまんまですね)

体内の停滞している水分のことを水毒とか言ったり

身体を潤せなくなっていることを水(津液)不足とも言います。




【人と水】

水という表現が多いのは当たり前。

人間の身体はほとんど水分ですから。


なので、、、

水毒なんて言うと何だか恐ろしげですがごく普通にあることです。


代謝が落ちていたり、、、

余分に水分を摂りすぎていたり、、、

身体を冷やしすぎたり、、、

栄養素が足りていなかったり、、、


そんなことから水毒状態になることもあります。

むくみもその一つ。




【水毒と中医学】

この水毒

中医学ではアトピー花粉症などアレルギーが関わる症状の要因と考えることがあります。


そのためアトピーなどの鍼灸では水分代謝に関わるツボをよく使います。

水分の流れを促すという意味でカッピングもよくやりますね。


私もたまにセルフでやります。

ビールを飲み過ぎたときとか笑




あ、皆様。


水漏れにはご注意を。

2016 / 10 / 18  07:14

鄭州国際刺絡抜罐学会終了

帰ってきましたー!

ドタバタもありましたが、まぁ海外では想定内のこと。

 

朝から晩まで鍼やカッピングのことで埋め尽くされた鄭州学会でしたが、多くのことを学びました。

日本で鍼灸やカッピングというと一般的とは言えませんが、中国では特別に変わったものではありません。

病院で中医師により様々な疾患に当たり前にやられている治療法です。

そして、日本には日本の鍼灸があり、中国には中国の鍼灸がある。

もちろん共通する部分もたくさんありますし、それぞれに独自に進化してきた部分もある。

そんないろいろな部分で交流ができる今回のような機会は非常に有意義なものだと感じました。

多くの鍼灸師がこのような機会に中国に行き「学・術」両方の交流を深めていければ、鍼灸が更に発展していくことにつながるのだと確信できた時間でした。

 

さぁ、今日から通常営業です。

 

張りきっていきますよ!