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思考停止?
「わけがわからない感じ、、、」
そんな時ってありますよね。
日常のいろんなことが重なって何も考えられない。
考えたくない。
何もやりたくない。
そんな時。
そんな時は体調も崩しやすいもの。
と言いますか、既に崩しているんですよね。
崩しているからこそ考えたくもなくなる。
体は意識によって変化します。
無意識、潜在意識によっても変化します。
考えられない、考えたくない、考えないようにしている。。。
思考停止、、、でしょうか?
でも、それは既に意識にのぼっている部分。
人間は機械のようにスイッチで意識を切ることはできません。
切ろうとすれば、それは心の奥に潜るだけ。
奥に潜れば、後は溜まっていくだけです。
塩素入りのプールの水でも溜まっているだけでは傷んでしまいます。
疲労や気持ちも溜めるだけではいつかパンクしてしまいます。
心と体は分けられません。
心がどうにもならないなら、体をちょっと変えてみる。
セルフケアでも何でも良いんですよ。
当たり前のように聞こえるかもしれませんし、綺麗ごとのように感じるかもしれません。
でも、最後は自分で踏み出すことです。
神経が伸びる?アトピー性皮膚炎の痒み(鍼治療)
鍼灸でアトピーなどの痒みのケアをする場合は、西洋東洋のこだわりなく様々な要素を考えていきます。
◉皮膚の乾湿
◉寒熱配分
◉知覚過敏
◉筋膜・筋・腱
など
当院で鍼灸治療をする際は、皮膚の潤いと熱の配分という面を重視しています。
実際の施術は、鍼のみを使う施術となることが多いです。
ただ、今日は東洋医学的な皮膚や臓腑、筋骨格系の考え方はおいておいて、ひとまず保湿の面から一般的な肌のケアを考えてみます。
【皮膚の乾燥】
皮膚の乾燥、荒れ、カサカサ。
このことにより皮膚のバリア機能(免疫機能)がうまく働かなくなります。
それによりアトピーを悪化させたり痒みを強くさせることはよく知られています。
アトピーや痒みのケアで「保湿」が重要と言われる所以です。
皮膚科で保湿をするよう繰り返し言われた方が少なくないはずです。
【痒みと伸びる神経】
皮膚は、表側から角質→表皮→真皮→と深まっていきますが、痒みを感じる知覚神経は真皮層に多く存在しています。
しかし、皮膚が慢性的に乾燥していると通常なら真皮層に存在している知覚神経が表皮まで伸びてきます。
場合によっては角質層間際まで伸びてくるようです。
本来は真皮にとどまる神経が皮膚表層の表皮まで伸びることで知覚が過敏になります。
そのため通常なら気にならない衣類と皮膚の摩擦などの弱い刺激にも反応し痒みを誘発してしまうのです。
【痒みと脊髄反射】
また、皮膚のバリア機能が低下すると、皮膚からのアレルゲン侵入を許してしまいます。
これは皮膚の炎症反応にもつながります。
皮膚に炎症が起こると、皮膚の知覚神経(受容器)からの信号がどんどん脊髄に伝達されます。
その信号を感知した脊髄の神経細胞では「異常」を知らせるシグナルとして更なる痒みを誘発します。
これは脳を介さず脊髄レベルで起こりますが、痒みが慢性化している場合はこの悪循環のルートが強化されています。
【まず保湿】
アトピー性皮膚炎やその痒みのある方は、まず皮膚科で治療を受けることが第一です。
それと平行して保湿をしていくのがセオリーです。
ここで、ちょっと一言。
現在のアトピー性皮膚炎の治療薬は飛躍的に進化しています。
10年前までは治療受けていたけど今は放置している、、、というような状況の方は諦めず皮膚科にかかるべきです。
その治療をしなかったり中途半端にしかやらないとせっかくの機会を逃してしまいます。
さて保湿ですが、、、
皮膚科で処方される代表的なものがヒルドイドクリームやヒルドイドソフト軟膏です。
保湿はもちろん皮膚の保護なのですが、保湿することで皮膚の一部分である知覚神経も保護されます。
肌ケアをしていたけど効果が無かったから挫折したという方もたくさんいらっしゃいますが、そのときの体調でも随分効果が変わります。
皮膚の状態が悪かったピーク時や疲れが最高潮の時は何をやっても上手くいかないことも多いものです。
皮膚の状態が悪い時はどんな保湿剤を使ってもうまくいかないこともありますが、逆に状態が良くなってくれば何を使っても良くなります。
安価なものでも何かしらのクリームや保湿剤で保湿をしていると全く症状が出なくなったという方も多いですからね。
うつ症状・倦怠感(鍼治療)
ここ数日、往療でバタバタ。
日程調整がうまくいかず、なかなかご希望の日をお取りできなかった皆様、ご迷惑をおかけしました。
来週はどうにか予定通りにいきそうです!
介護が必要になってくると
家の中なら歩ける
立つことも難しい
自力での体動すら大変
と、状況も様々。
体よりも精神的にまいっている。
そんな方も。
皆さん、できるなら何事も一人でやりたいのです。
でも、できない状況にある。
それはストレスになりますよね。
体力そのものがかなり落ちてしまっていることがほとんどなので、鍼灸治療する場合でも使う鍼や灸は極端に少ないです。
ちょっとしゃべるだけで疲れてしまう方もいらっしゃいますから。
私が言うのはおこがましいですが、少しでも体が楽に、心が少しでも晴れればと思っています。
「おばぁちゃん、鍼を受けるとホントよくしゃべるのよね~笑」
昨日もご家族のかたとそんな話になりました。
鍼のせいなのか、、、
私が無駄口たたいているせいなのか、、、
どっちでしょうね笑
何はともあれ、笑顔が見れることは私にとっても嬉しいことなのです。
スーツケースを引いていたら腰に痛みが。腰の急性痛(鍼治療)
週末バタバタしておりました。
全力を出しきった感がありまくり、、、
昨夜はぐっくり寝て充電につとめました。
今週も頑張っていきます!!
さて、先週のこと。
「スーツケースを引いてたら何かに引っ掛かって、、、その時に腰がガクっとなりました」
痛みで真っ直ぐ立てない状態。
寝起きも大変とのことでした。
ご予約なしのご来院でしたのでお待たせしてしまいました。
予約の合間にひとまず10分ほど治療。
これしか時間が取れなくて、、、
ぎっくり腰になるときはいろんなシーンがありますが
「動きがズレた瞬間」
が必ずあります。
ぎっくり腰を繰り返しておられるような方であっても
身体の軸が崩れていない時はそうそうぎっくり腰にはなりません。
いわゆる、へっぴり腰。
この時が一番危ないですね。
今回の方のように
不意にスーツケースが引っ掛かって力がかかった
他にも
思ったより荷物が重かったり軽かった
いつもよりちょっと無理をして腕を伸ばした
焦って靴を履こうとした。。。
意識と身体の動きがズレてしまった時。
身体の軸が崩れてしまった時。
呼吸が合わなかった時。
そんな時はごくごく軽い動作でもギクっとやってしまうもの。
ただ
瞬間的な力で痛くなった時は治療後の回復が早いことが多いです。
「どこに力がかかったのか」
「どう力が伝わったのか」
これが分かりやすいですからね。
産後に疲労感と腰の痛みが出た。疲労・腰の鈍痛(鍼灸治療)
本日ご来院された方は、夏に逆子でご来院された方。
無事出産を終え、御主人とベビーと3人で来てくださいました。
まだ4か月ですがすごーく元気そうなお子さんでした。
可愛かったな~
お母さん似かな?
さて、今回は産後のケア。
疲労感、そして鈍い腰痛もあるということでした。
産後はどうしても疲れやすかったり、動きの中で肩腰に負担がかかってきます。
体そのものが産前とは変わっていますし、それまでの日常とは体の使い方も大きく変わります。
それに、、、
育児に休日はありませんからね。
これが本当に大変。
親の元気がお子さんにも伝わるもの。
しっかり施術させていただきますね!
【産後の疲労感と腰の鈍痛のケース】
主訴:疲労感、腰の鈍痛
施術:鍼灸
経過:施術後に腰痛軽減。治療継続中。