ブログ
花粉症

随分あたたかくなってきましたね。
こうなると、花粉飛んでますね〜というのが挨拶代わりになってしまっているかたもいらっしゃると思います。
私も先日、久々にきました。
目が痒くて。。。
でも、私の場合、どんなにひどくても数日でおさまります。
初日は鼻水が出るし埃にもお灸の煙にもガンガン反応します。
眼球に鍼を打ちたいくらい目が痒くなります。
アレルギー科で検査をするとバッチリ数値は高く出ます。
でも、数日で痒みや鼻水といった症状は出なくなります。
これも鍼灸とセルフケアのおかげと自画自賛してます笑
でも、これ、本当にセルフケアが大切なんですよ。
アレルギー症状に限らず肩凝りでも何でも、セルフケアでコントロールできるならそれが一番だと思っています。
自分で自分の症状を治せたら、それはいつでも再現できます。
鍼灸院に行く必要もないわけです。
最高だと思いませんか?
参考までに、私のアレルギーの真の原因とケアについて書いておきます。
ケアについてはだいぶ前にここに書きましたが、もう一度。
はい、もうお分かりかと思いますがだいぶ長くなります笑
まず、私のアレルギー症状が出る要素。
それは目の酷使です。
事務関連の仕事や読書などで目の酷使をすると目を中心とした花粉症のようなアレルギー症状が出ます。
鍼灸師もけっこうあるんですよ、事務仕事。
また、お灸を大量に使うのが数日間続いても同様にアレルギー症状が出ます。
ご来院されている方は分かると思いますが、うちはモグサをかなり使います。
鍼灸院に入った瞬間に、今日はお灸たくさんやったんですね〜、と言われることもあるくらい。
お灸のやり方にもよるのですが、私の目にはお灸の煙が直撃します。
サケが川を遡上するように煙が目に向かって一直線に登ってきます。
私も避けるつもりがありませんから自業自得なのですけどね。
私の場合、この目の酷使さえなければいくら花粉が飛んでもアレルギー症状は出ないことがこれまでの経験で分かっています。
さて、ケアです。
使うのは、水とティッシュです。
目の酷使と暴飲暴食が重なった時はお灸も使うのですが、このご時世で外食もなく飲食暴君は休眠中です。
なので、今回お灸は使いません。
余談ですが、昔は近所とかにお灸に詳しい人がいたものです。
鍼灸師とかではなくて、お灸を自分で自分にやってる人です。
そういう人が、鼻水ならここよ、なんてお灸する場所を教えてくれたり、実際にお灸をすえてくれたりしたんですよね。
今はちょっと難しくなりましたが、本来お灸ってそういう良さがあったと思うんですよね。
はい、余談でした。
ということで、ティッシュをどう使うかと言うと、ティッシュを冷たい水でヒタヒタにして目を冷やすのです。
目が疲れた時に目を温めることがありますが、今回のような目が急に熱を持つような症状の時は冷やした方が良いと考えています。
アレルギー症状が出ているということは、目またはその周囲で炎症反応が起きています。
炎症は熱です。
鍼灸からすると、熱は火です。
火を消すには水を使いますよね。
それなら水で冷やしてリセットすれば良い。
まず、ティッシュを2~3枚くらい冷たい水でヒタヒタにして目に当てます。
目といっても眼球じゃないですよ、もちろん。
当てる範囲は、オデコ~鼻くらいの範囲。
水が垂れますから、姿勢はシンクに向かって前屈み笑
*前かがみの姿勢には、水の処理以外の意味もあります。
次に、ティッシュを目に当てたまま目の力を抜きます。
まぶたのチカラを抜き、眼球の周りのチカラも抜く。
言葉で言うとわかりにくいですが、前屈みでやってみると力を抜く感覚がわかります。
息を吐きながらやると抜けやすいです。
冷やしている間は、ゆっくり呼吸をします。
呼吸は力まず、ゆっくりです。
ティッシュの水が冷たく感じなくなったら、再度最初からやり直します。
2〜3回繰り返すのを1セットとして、日に3セットくらいやります。
それを数日、症状がおさまるまでやります。
すると、セルフケアをやった次の日が楽、というわけです。
嘘みたいですが、けっこう効きます。
コストもほぼ0。
自分のやる気と手間だけです。
問題は、メイクをしている方はやりにくいということなんです。
そういう方はアイスノンとかで代用したりしますが、水の効果には及ばない印象です。
本当はアレルギー症状が出る前にやっておけば良いのですが、私はそんな用意周到な人間ではないようです。
自分を実験台にしたいというのもありますし。
実は、もう一つケア方法があるのですが、それはけっこうキツイ方法なのでここに書くのはやめておきます。
ご興味があるかたはご来院されたときにお聞きください。
長くなりました。
では、今日も気合い入れていきます!
到着!

新しい鍼が届きました!
東京にある前田豊吉商店さんの鍼。
前田豊吉商店さんは鍼製作の老舗。
いろいろ細かなオーダーにも対応してくださいます。
ホント助かります。
前田豊吉商店さんの鍼はこれまでも使わせてもらっていたのですが、今回届いたのはこれまでうちで使っていなかったもの。
早速自分に、、、
凄く良い!!
大満足です。
ありがたや〜
新しい鍼とか道具を購入する時はウキウキします。
院内で登場するのはちょっと先になると思いますが、ご期待ください。
気づけばこんな時間に。
おやすみなさい。
明日も一日頑張ります!
ん?
今日も一日頑張ります!
晴れ間

こんばんは!
片付けをしていたらこんな時間に。
訪問施術からの帰り。
ちょうど雨があがったところでした。
私にとって鍼灸院の外で仕事するのはこんな晴れ間みたいなものです。
好きで鍼灸院をやっているのですが、さすがにあまり長時間外に出ず室内で仕事していると煮詰まるときがあります。
鍼灸院の中で移動といっても知れてますから。
15時間を過ぎるとちょっと。。。
ほんの少しで良いんです。
光を浴びて外の風にあたるようにしています。
施術と施術の合間に数秒外に出るとか笑
明日も一日頑張ります!!
マップ

おはようございます!
Googleマップの位置表示が修正されました!
あ、いきなりで何のことだかわからないですよね笑
Googleマップに表示されていた当院の場所なんですが、
位置が微妙にズレていたんです。
単純に当院を検索したときには正しく位置表示されるのに、ルート検索すると位置がズレてしまうという残念な感じ。
同時にストリートビューの表示もズレるという。
もちろんGoogleさんに修正のお願いはしていましたが、原因が分からずいつ修正されるかわからないという回答をいただいていたんです。
んー何年前だろう。
問い合わせたのは5年か6年前くらいだったような気がしますが、、、
よく覚えてません笑
Googleの担当さんにも3つくらいの修正方法をアドバイスしていただいて試していたんですが、結局うまくいかなくて断念しました。
当時、ネットのこともよくわからないまま勢いだけでホームページを作ってました。
Googleさんにアドバイスされたことを、私が正しく理解できていなかったのかもしれません。
まぁ、今でもネット関係はよくわからないんですけど笑
そんなことがあって、ここ2年くらいはマップのことも忘れがちで、年に1回くらい確認していました。
で、昨夜、久しぶりにマップ表示を確認してみたら、、、
いつの間にか修正されていた
ってわけです。
いやー
忘れてただけにスッキリ感倍増な感じです。
ありがとうございます、Googleさん!
私はこういうネットのお仕事のことはよくわからないのですが、大変だろうなと思います。
私のようにネットやホームページのことがよくわからない人もあれこれやりますし、わからないからこそ中途半端に手を出して無茶振りしたりします。
むかしに比べてPCも扱いやすくなったぶん、簡単にできそうな気がするんですよね〜
でも、実はとてつもなく奥が深い。
すごーく便利だけど、注意しないと沼にはまるというか。
SNSもそうですよね。
ネット上でのお仕事って人が見えにくいというか、わかりにくいですよね。
「作品」としてはみんなが知ってても、それを作った人は一部の人にしか知られていない。
大変な仕事だと思うんですけどね。
本当に有難いことです。
うちのホームページは見てくれ良くないし、文章ばかりで超くどいです。
嫌がらせかってくらい。
でも、けっこう気に入ってるんです。
ただの自己満足ですけど笑
最初はパソコンの扱いもホームページの作り方も全く分からず、連絡先と料金くらいしか書いてないホームページでした。
我ながら、あれでよくやってなと思います。
それから少しずつ書き足していって、ご来院されたかたから叱咤激励されつつ修正。
「あの文は意味がわかんないよ」
とか
「もうちょっと説明を足して」
とか
「もうちょい写真入れたら?」
とか。
ホント、文章書くのは昔から苦手なんですよね〜
小学校でよくある作文の時間なんてほとんど拷問でしたから。
いつも「無」になってましたね。
で、どうにかこうにか出来上がったのが今のページです。
さっさと業者さんに頼めばすぐに出来たんでしょうけど、夜中にコツコツ作るのもけっこう楽しかったんです。
ずっと感覚の中でやってきたことを文章にして、理論的に整理するというのも良かったです。
なんだかんだマップも直ったし。
今日も一日頑張ります!
ヨモギ餅とお灸

おはようございます!
あたたかい?
やっぱり
さむい?
微妙な寒さがこたえる時ってありますよね。
さてさて、寒いときはお灸ってことで、今日はお灸の話。
お灸に使うのは艾。
艾…もぐさ
艾は蓬(ヨモギ)の葉を精製したのものです。
↑写真に写っているのが艾です。
葉の精製度合いでもお灸の熱量が変わるので、いくつか揃えて使い分けています。
ヨモギは日本人にとって身近な植物です。
と言っても、変わる生活習慣や食文化の中で少しずつ「身近」とは言えなくなりつつあるのかもしれません。
でも、我が家では「お灸のヨモギ」と「お餅のヨモギ」は今でも変わらず身近なものです。
ヨモギ餅、好きなんですよね笑
さて、ヨモギの用途は様々です。
ヨモギは日本各地に生えている強い植物ですから、手に入りやすく食から薬まで使い勝手が良い万能な植物です。
当院の近くにある多摩川に行ってもいっぱい生えています。
薬効や独特の香りがあり、ハーブと言えるかもしれませんね。
蓬餅にしたり天ぷらにして食べたり、怪我の手当てに使ったり、お茶や漢方薬として飲んだり、艾(もぐさ)にしてお灸をすえたり。
あ、私は飲んだことがないですが、蓬のお酒もあるようです。
蓬のことを「艾葉」と呼んだりもします。
古代から現代まで中国では鍼とともに灸がよく用いられています。
中国のお灸は日本のお灸とは少し雰囲気が違いますが、風土の影響なのか性格の影響なのか、はたまた好みなのか。
けっこういろんなやり方のお灸が行われています。
古代中国のある時期では、鍼よりもお灸が重視されていた時期もあったようです。
ですが、今では中国でも日本でもどちらが重要ということはありません。
というか、もともとどちらが重要ということはないんです。
それぞれに効果や目的が違いますから、優劣の議論は無意味です。
ただ、現代では効果とか目的とはちょっと違うことでお灸にとっては不利な時代なのかもしれません。
お灸をすえる時は基本的に火を使いますし煙も出ます。
火を使うだけでもダメな施設やテナントがありますし、煙なんてもっての外ということも少なくありません。
現代の中国でどうなっているのか私は知りませんが、日本ではテナントによってお灸ができないケースはこれからも増えていくと思われます。
ただ、、、
火がダメな場所ではどうしようもありませんが、煙だけがダメな場所なら煙が出ないタイプのお灸を使うこともできます。
*火を使わないお灸もあるにはありますが、私は使いません。
また、蓬(艾)を使わないとお灸じゃないというわけでもありません。
これは私もよく使います。
そうそう、若い世代のかたは見たことがないかも知れませんが、昔の西部劇では風に吹かれて丸く絡まった草が転がっていく光景がよくありましたが、あの草も蓬と近縁にある種らしいです。
好きだったな〜西部劇。
先週、早くも春一番が吹きました。
河津の桜はそろそろでしょうか。
今はなかなか見に行くことができませんが、心には桜を描いて暮らしたいと思います!
今日も一日頑張ります!