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2019 / 03 / 07  22:09

風寒暑湿燥火

晴れも束の間、今日はなんだかんだ一日雨降りでしたね。

湿気潤うのは嬉しいんですが、天気が安定しないために体調を崩す方が増えるのは難点ですね。

 

 

さて、先週から今週にかけて【風邪ぎみ】と言う方が数名いらっしゃいました。

 

寒気がとれない

熱っぽい

喉が痛い

お腹にきてる

▪鼻水がちょっと

 

皆さん、体温計で測っても熱はないんです。

ご自分で感じておられる体調もそれほど悪くないとのこと。

でも、熱っぽく感じたり、寒気がしたり。

 

こういう時はだいたいサラッと施術します。

その方が楽になりますからね。

ガッツリやっても大丈夫な方もいますけど。。。

おすすめはできません。

 

寒い季節から暖かくなってきた頃はこんな体調の日があるものです。

2019 / 03 / 04  21:51

雨と貸し傘

久々に【雨降った~】という感じですね。

 

あ、私は雨は好きです。

なんとなくサッパリします。

シーツや患者さんの着替えなどの大量の洗濯物が滞るのが大変ですけど。

今日はこれからコインランドリーまでひとっ走りです。

 

 

と、今まさに思い出しましたが、私が子どもの頃、母校の小学校には【貸し傘】というのがあったんです。

卒業生が小学校に傘を寄付してくれていて(もちろん新品)、それが廊下の壁にズラーッとぶら下げてありました。

それを急な雨の日なんかに借りられたんです。

通学で数キロ歩く子どもはザラでしたし、うちの実家の方では今で言うゲリラ豪雨くらいのが頻繁に降ってましたから傘が借りられるのはみんな助かってました。

 

あ、私は走るのが好きだったので、雨の日は傘をささずにいかに濡れずに走って帰るかを自分に課していました(笑)

 

 

この貸し傘制度はすごーく昔からやっていたみたいで、黄色いナイロン傘が当たり前の当時でも黒く染めた木綿でできた傘が残っていました。

濡れると異常に重たくなるのが欠点でしたけど。

皆、大切に使っていたからこそ残っていたんでしょうね。

今は過疎化が進んで母校も廃校になりましたが、あの傘たちはどこへ行ったんだろう。

 

思い出にふけって長くなりました。

 

明日は晴れるかな~

2019 / 02 / 24  00:27

再考

日本高野連から【待った】がかかりましたね。

 

やっぱり、という感じ。

 

新潟県高野連が今春の大会に導入予定だった【投手の投球数制限】ですが、日本高野連が新潟県高野連に対して再考を促すメッセージを出しました。

加えて、日本高野連が4月に有識者会議を創設し議論していくとのこと。

 

日本高野連は、球数制限は絶対ダメと言っているわけではありませんが、新潟県高野連には相当なプレッシャーがかかることが予想できます。

この辺り、新潟県高野連も想定内なことだとは思いますけど。。。

 

さてさて新潟県高野連はどうするでしょうか。

2019 / 02 / 18  22:30

温活?温めるだけじゃもったいない

温活って言葉も定着しましたよね。

よく聞くな~って思ってました。
しばらく前までは。。。

今や使われなくなってきた感もありますが、どうなんでしょう。。。
温活という妙にハマる語感
イメージがひとり歩きするより忘れさられた方が良いかも、なんて思ったりもします。
 
で、鍼灸院で聞いてみました。
 
「温活って聞いたら何をイメージする?」
 
これ、ご本人が冷え性かどうかは関係なく聞いてみました。
 
▪冷え性
▪足が冷たい
▪温かい飲食物
▪体が温まる食べ物
▪根菜、トウガラシ、ショウガ
▪体を冷やさない衣類(靴下、腹巻き、マフラーなど)
▪低体温
▪入浴、足湯
 
メモってないのでもっと他にあったかもしれません。
靴下とか腹巻きはちょいちょい答えにありましたが、手袋という答えは無かったですね。
足やお腹を温めるというイメージが強いのかもしれません。
 
体を一時的にあたたかくすることを目的とするなら「温める」ことだけで良いです。
温めることでリラックス効果もあります。
が、冷えなくするためには足りない部分があります。
温かい食べ物とか靴下は対症療法みたいなもの。
 
考えてみるとすぐわかりますが、温めることは大昔から行われていますが冷え性の人が減ったという話は聞きませんよね?
でも、温めれば冷えてつらい症状は軽減しますし、やってみる価値はあります。
 
ただ、それに縛られない方がいいと思います。
 
自然には暑い季節も寒い季節もあります。
その季節ならではの対策は必要です。
暑すぎても寒すぎても命に関わりますから。
*暑さが影響して亡くなる方よりも寒さが影響して亡くなる方がはるかに多いという統計があります。年々熱中症が増えている今はどうなんでしょう。
 
でも、暑いのも寒いのは「自然」なのだということも忘れてはいけないこと。
 
エアコンがある生活が当たり前になると、冬は暖房全開でTシャツで過ごせる、夏は部屋をキンキンに冷やしてフリースを着て生活、なんてことが起きてくる。
外出する時は帽子、マフラー、手袋、ヒート〇ック1式、ブーツ、、、
その方の状況によってはそれが有効なことがありますけどね。
 
暑い時には体が熱くなって汗をかく。
寒い時には体が冷えて震える。
 
これは人に必要なことです。
度を越してはいけませんけど。
人は自然の一部である以上、体も自然に則した変化が起きなければいけないような仕組みになっています。
暑さ寒さは、過ごしやすくはないけど悪ではありません。
暑さ寒さがあるからこそ気候の変動を肌で感じて、それに体が応えるからこそキチンと働く機能が人にはあります。
温めるんじゃなく、温まるチカラを発動する。
人にはアメとムチが必要です。
2019 / 02 / 13  21:48

箸とスプーンと鋸と刀。道具が身体をつくること。

ほとんどのものをだけで食べてきた日本人。

っていうのはずーっと昔の話。
 
今は箸、スプーン、フォーク、ナイフくらいは日常的に使いますよね。
純和食な食卓はほとんど見なくなりましたし、箸よりもスプーンやフォークをよく使うご家庭がけっこうあるかもしれませんね。
もちろんどっちが良いということはありません。
 
でも生活に密着した「道具」にはいろいろ面白い面があります。
食事の道具だけでなく、農機具にしても大工道具にしても人と土地が変わればその道具も変わります
鋸(のこぎり)」ひとつとっても、日本の鋸は「手前に引いて切る」タイプ、欧米の鋸は「向こうに押して切る」タイプ。
真逆です。
刀にしても、日本のものと海外のものでは全く方向性が全く違いますよね。
 
最初から最後まで一組の箸で食事をしようと考えた人と、様々な道具を使って食事をしようと考えた人。
 
食事以外の考え方身のこなしも違ってきて当然です。
 
鋸はそこに生えている木の性質、箸やスプーンは食材で決まったのでしょうか。
それは私には分かりませんが、それだけでなく、人の体が強く影響して決まってきたのだと思えます。
 
道具によって体がつくられていくし、その時の体によって道具が作られていく。
単に「口に食べ物を運ぶ」ということだけでもいろいろです。
たまには意識していろいろ使ってみると学べることがたくさんあります。