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食べたあと
よく食べていますか?
よく動いていますか?
よく眠っていますか?
先に言っておきますが、私がそうできているわけではありません(笑)
体調はすこぶる快調ですが。。。
まず、食べ過ぎ。
バランスは良いですが、全体量が多い。
そして、運動不足。
かなり動いていますが、食事量から考えると運動不足。
眠るのは。。。
最近は4~5時間なので目覚めもスッキリしてますし自分としては充分ですが、理想を言えばあと2時間くらいあると良いらしいですね。
まぁ、要するに何一つできていない(笑)
食べて、動いて、眠る。
偏らず適量を食べること。
体全体を使ってしっかり動くこと。
そして、疲れたら眠ること。
当たり前ですが、これが基本です。
でも、現実はなかなか難しい。
飲食物の誘惑はそこかしこにありますし、欲望にきりはありません。
座りっぱなしでしかできない仕事もありますし、仕事が終わってから運動の時間を割くのは誰もができることではありません。
上の2つができていないと質の高い睡眠はとれにくくなりますし、そもそも夜間にお仕事をしている方もいる。
理想を言えばキリがありませんから、その中でできることをやっていくだけです。
健康というものは、0か100という話ではありませんからね。
10なのか、50なのか、90なのか。
どこまで高めるか、ということです。
平常心
私の話。
先週末、ココ最近で一番のプレッシャーを感じることがありました。
降って湧いたように。
あ、鍼灸院のことではありませんよ。
いろいろと難しい状況。
試合前に不調が出た選手の調整。
手術するしかないと言われているかた。
鍼灸院をやってれば様々な方がご来院されますが。。。
そういう場面ではプレッシャーは感じません。
いや、感じるのですが、それはちょっと違う。
もちろん結果を出さなくてはいけませんしプレッシャーもありますが、特に意識しなくても施術に集中するだけ。
自分に出来ることを精一杯やるだけです。
プレッシャーは、勝手に自分で作り出しているものなんですよね。
意識の中で。
私が勝手に自分へ「プレッシャー」かけているだけ。
そんなことは分かっていたことですし、コントロールできると思っていましたが。。。
そうもうまくいかないことがまだあるのだと知りました。
だいたい自分を良く見せたいなんて思うとロクなことがありません(笑)
降って湧いたように、なんて感じたのが平常心でなかった証拠。
でも、自分の中のいろいろな面で、まだまだ確立されてないことがたくさんあるんだなと気付かされました。
当たり前のことかもしれませんが、再確認。
日々精進。
これを忘れずやっていきます。
きもちいい風
すっかり秋ですね。
秋がくれば、、、
そろそろ冬支度。
朝晩の寒暖差も大きくなってきて、着るものに悩んだりすることも多いこの時期。
朝晩は肌寒いけど、歩くと汗がでるし。。、。
上着一枚どうするか。。。
なかなかうまくいきませんね。
そんなことを考えながら毎朝の天気予報チェック、なんてこともあると思います。
結局、感受性も性格も好みも「人それぞれ」。
何が良いなんてことはありません。
厚着すれば汗をかきますから、それが冷えてきてかえって寒く感じるとか。
寒さを感じるとすぐに風邪をひくから、やっぱり厚着して出掛けたいとか。
冷えの感じ方も、汗のかきかたも、人それぞれ。
私自身は本格的な寒さがくるまで薄着が多いですが、これは私の話。
当てはまる人もいれば、そうじゃない人もいます。
自分の体と相談しながら、自分なりに対処。
ちなみに、ヒー〇テックなどレーヨンを使用している衣類は、汗をかくとけっこう冷えます。
私にとって雪国地方へ行く時や冬場の釣りに行く時の必須アイテムですが、汗をかくようなウインタースポーツでは着ないようにしています。
レーヨンという繊維の特性上、汗ばむくらい汗をかいて一旦布地が濡れてしまうとなかなか乾きません。
これがかなり冷えるんです。
スキーや冬山で着用される方もいらっしゃいますが、要注意です。
登り始めや滑り始めはすごく暖かくて良い感じ。
でも、一汗かいてしまうと、リフトに乗ったり休憩しているとグッと冷えてきます。
風さえ遮断してしまえば、かえって夏用の速乾性衣類の方が冷えないことも。(冷感タイプを除く)
ご注意を。
逆子のお灸とか台風とか
ほんと、昨夜の台風は凄かったです。
鍼灸院のシャッターを締め切ってましたが、心配になるほどの音でした。
夜中、あまりの音に外を見るとトタン板が落ち葉が舞うように飛んでいきました。
これは、、、出られない。
朝の感じをみてキャンセルの確認をしなきゃな~なんて思いながら就寝。
朝、外に出てみると風はおさまっているものの、予想通りゴミだらけ(汗)
飛んでいたトタン板は樹脂製のタイプだったようで、粉々になって散乱してました。
板やらゴミやら、いったいどこから飛んでくるのか。。。
辺り一帯を掃除しながら9時からご予約の方をお迎えしました。
今年の夏は暑かったな~
昨夜は台風で落ち着かない感じもあり、そんなことを思いつつカルテを見返してました。
気づいたら夜中でした(汗)
当院の施術記録(いわゆるカルテ)は、施術の際にバーッとメモったものを一日の終わりにまとめて記入します。
きたない字を解読するのが大変です(笑)
時間はかかりますが、施術中は患者さんに集中したいので開院以来ずっとこのスタイルです。
今年の夏を見返してみると、首や肩の凝りとともに胃腸の不具合や婦人科関連の症状、逆子のお灸でご来院された方が多かったです。
例年と違ってぎっくり腰など急性症状の方は比較的少なかったです。
逆子でご来院された方以外は「超」がつくほど慢性的な症状の方が多かったですね。
逆子のお灸は、施術に許された時間的猶予が1か月程度しかないことがほとんど。
場合によっては1回しか施術できないこともあります。
8月だけみても6人の方が36~37週でのご来院でした。
様々な状況、いろんな方がいらっしゃいます。
でもそれはご本人ではどうにもならない事だったりもします。
とにかく私がやることは結果を出すことだけ。
いろいろ考えますが、答えはシンプル。
明日も頑張ります。
足がつる~鍼灸の前に水分とミネラルの補給~
今日は、前回に続いて「足がつる」ということについて。
「足がつる」ということは、鍼灸院ではよく聞きますし、スポーツ中でもよくみられます。
鍼灸院で聞くのは
「夜、寝ていると足がつる」
これがほとんど。
これについては施術していくとほとんどのかたはつりにくくなります。
なので、今回はスポーツ中の「足がつる」問題について。
スポーツ中に手や足などの筋肉がつる要素としては
▪強い筋肉疲労
▪脱水とミネラル喪失
▪熱中症
▪呼吸性アルカローシス(過換気)
などがよくあるパターン。
いろんな要素がありますが、誰でもすぐ対応できるのは「脱水とミネラル喪失への対策」です。
他のは、すぐさまというわけにはいきませんからね。
〈強い筋肉疲労〉
▪持久力不足
▪身のこなしや技術的な問題
▪呼吸
▪慢性的な栄養・ミネラル不足
▪以前からの疲労の蓄積
など筋肉疲労が起きやすくなる要素はたくさんあります。
持久力不足で足がつると言ってしまえば話は簡単。
なのですが、、、
その持久力をどうやって高めるか、ということですよね。
まぁ、このテーマはとても大きなテーマなのでまた別の機会に。
ひとまず、筋肉の疲労で足がつる場合、持久力の向上は必須ですが単に練習量だけではカバーできない面もある、ということは考えておく必要があります。
実は、私、学生時代は「とにかく練習すればどうにかなる」と思ってました(汗)
「技術のための練習と体力のための練習を一緒にやれば一石二鳥」
くらいに考えてました。
で、疲労骨折しました(笑)
私が得たのは、持久力でなく忍耐力だったようです(汗)
〈脱水とミネラル喪失〉
これが今日のテーマ。
もともとの生活習慣でミネラル不足にある選手もいますが、ひとまず発汗による脱水とともにミネラル喪失が起こることが試合当日の問題になります。
脱水やミネラル喪失は、熱中症の大きな要因にもなりえるため注意が必要です。
対策としては
▪早めの水分ミネラル補給
これにつきます。
最近は、試合中の水分ミネラル補給が麦茶だけということはないでしょう。
塩分、糖分、ミネラル、アミノ酸などが含まれたドリンクを用いるのが一般的です。
足がつるということを考えた場合、水分とともにマグネシウムなどミネラルも補給できるドリンクが良いです。
筋肉は、一日中「ギュッと縮んで緊張する」のと「フワッと緩んで弛緩する」ことをずーっと繰り返しています。
これは、手足の筋肉だろうと内臓の筋肉だろうと同じです。
チカラを入れるか、チカラを抜くか。
この繰り返しです。
そんな筋肉が弛緩する(ゆるむ)ために必要なミネラルがマグネシウム。
これが不足すると筋肉がゆるみにくくなり、そこから「足がつる」こともあります。
技術的なことはもちろん、呼吸や身のこなしも普段の練習でそういう部分を取り入れることでしか鍛錬できませんが、水分とミネラルの補給はやる気とモノさえあれば即座にどうにかなります。
ただし、水分補給も慣れとかコツを得ておく必要はあります。
試合当日だけガブガブ飲んでも体が重たくなってつらくなりますからね。
*でも、水分補給は必要です。
言うまでもありませんが、トーナメント戦、特にワンデートーナメントは可能な限り疲労を抑えた(疲労しなかった)チームや選手が圧倒的に有利です。
体力に余裕があれば、気持ちの余裕も出やすい。
チームとしてそういうことに取り組むのも勝つために必要なことだと思います。
*マグネシウム…ほうれん草、玄米、海藻類、豆類などに多く含まれており、ホルモン分泌、筋肉や神経の機能、骨の修復などにも重要なミネラルです。
〈呼吸性アルカローシス〉
呼吸性アルカローシスと言われてもピンとこない方が多いかもしれません。
ですが、「過換気」と言われれば「あー知ってる」となる方も多いのではないでしょうか?
運動中、疲労で息があがると自然と呼吸数が増えてきますよね。
これが必要以上に強まったのが過換気です。
負けるかも、、、
ミスプレーしたら、、、
そんな不安や心の動揺が過換気を起こすことがあります。
過換気は、換気が過剰になった結果、体内に酸素があふれて二酸化炭素が少なすぎる状態になります。
二酸化炭素(酸性)が少なすぎるために血液がアルカリ性に傾いてしまいます。
これが呼吸性のアルカローシスです。
これだけ聞くと
「酸素が多いぶんには大丈夫じゃないの?」
という気がするかもしれませんが、どんなことでも「ほどほど」が良いんです。
酸素と二酸化炭素、どちらが多すぎても体には毒になります。
心身は常に絶妙なバランスで成り立っています。
過換気となった初期は、息苦しさやめまいなどを感じます。
アルカローシスが強くなると、筋肉が痙攣を起こしたりします。
手や足、背中などの筋肉が痙攣して痛みますが、通常の足がつったという状況とはかなり差があります。
通常はそこまでいきませんが、スポーツの現場で2度ほど遭遇した経験があります。
ちなみに、1度目は柔道、2度目はサッカーでしたが、これはその時の特殊なシチュエーションや個人的な素因が関わっており、スポーツ種目そのものとは無関係です。
呼吸状態は持久力と関連しますが、持久力があるから過換気を起こさないわけではありません。
精神的な要素も身体的な要素も関係します。
これ以上は難しくなるので省きますが、足がつるのも様々な原因がある、それぞれに対策がある、ということです。
私はスポーツをしていて足がつった経験がなく、この業界に入るまで水分補給のことも気にしたことがありませんでした。
もうちょっといろいろ考える選手だったらもっと勝てたのかな~なんて考えます。
でも、やっぱり、同じ気がします(笑)